東京ではなく、東京駅に行くというのは、
また別な気持ちだなぁ、と今日、ふと思っていた。
今日も、とてもキレイで、天に吸い込まれました。
100年越えは、やはり見応えありますね。
こんなの作れない!
そんなことを思いながら、外に出ると、
忙しく、横断歩道を渡る人が行き交う中、写生している方数名発見。
どうやら、ここが、東京駅を描くベストスポットらしい。
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振り返ってみれば、たしかに、全体が見渡せるナイススポットでした。
写生している方がいなかったら、通りすぎていた!
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東京ステーションギャラリーで開催中の
〜パリ・リトグラフ工房idem からー現代アーティスト20人の叫びと囁き』
明日ゲストの、小説家・原田マハさんがキュレ―ターとして携わり、
この展覧会と関連した小説「ロマンシエ」も書かれています。
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JR や、デヴィッド・リンチの世界観の確実さも再認識できたし、
もともと好きな、リトグラフの、すんごい工房の様子も、
映像などで見られて、ぼーっと堪能できた。
LEE UFAN 氏の作品が、とても好きでした。
で、つい、著書を購入。
読む前から言うのもなんですが、
絶対面白い考えが書かれてあると思う。
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ところで
一人の作家の作品が刷り終わったら、
石を丁寧に磨いて、
次のアーティストが同じ石を使うことを、今日知った。
この工房だけではないんだろうなぁと。
ちなみに、今回の展覧会、
日本語タイトルにある「叫んだ」= 英語訳では「create」。
名訳ですね。
アーティストを職業にしていなくても、
create しているか否かで、叫びの質が違うはず。
何かを生み出す方向へ自分が向かっているのか、
何かの愚痴を発しているに留まっているのか。
自分の考えていることは、叫ぶに値するかどうか?
(こう考えると、大概、叫べないわけですが…笑)
お近くまで行くことあれば、ぜひ。
2/7までです♪