森美術館(六本木ヒルズ)で始まった「ディン・Q・レ展 明日への記憶」。
ベトナム戦争。
ベトナムの普通に生きる人々の視線からのこと、
ヘリコプターが持ってしまった深い意味、時代が変わって、また変わる意味。
生まれ来る子供たちへの、枯葉剤の影響など、あらためて。
ベトナム戦争終結 40年、日本は戦後70年。
作品の制作方法も、興味深かったです。
感情が動かされたに留まらず、冷静に考えることの大切さを、その渦中にいた人たちからは教わります。
視点をちゃんとシャッフルして、違うところから、モノゴトを見ることも、当然に大切。
きっと、どんな人も、祖父母や親や友人やいつか出逢った人など…
それぞれの、何かしらの戦争との繋がりや、生まれ育った環境や、経験や、立場から、
思うことがあるのだろうと思います。
ぜひ行ってみてください。
森美術館「ディン・Q・レ展〜明日への記憶」 10月12日(月)まで。