昨年、番組ゲストに来て頂いた森山未來さんご出演の舞台「プルートゥ」を観に、渋谷Bunkamura シアターコクーンへ。
演出家(ベルギー出身)シディ・ラルビ・シェルカウイ氏のことも、森山さんから伺い、とても興味を持ったのですが、演出法、たしかに、現代舞台をリードするお一人なんだろうなぁ、と思うものでした。
もともと、手塚治虫さん、浦沢直樹さんの描くマンガ世界を、舞台で再現されているのですが、立体物と映像を軽やかに使い、高さも奥行きも自由に広げ、とある世界を、ちゃんと体現させてくれるような試みばかりでした。スピーディ。
舞台転換の時間も、ストーリーにあっさり溶けこんでいました。
もちろん俳優さんたちの動き、演技も、これに乗っていくので、新しいものでした。それにしても、森山さん、身体の動きも美しい。観るたびに、やっぱりダンスっていいのかなぁ、と安易に思ったりする私…。
そういえば、私は、なぜか、踊り中心の舞台だと思って行ったのですが、かなりストレートプレイ、演劇でした。原作の漫画を読んでいないので、どこまで忠実か否かは分からなかったですが、マンガ的な部分も相当あったような気がします。
今日は、立ち見も結構あり、人気の舞台。
東京公演は、2/1まで。チャンスありましたら、ぜひ。