南青山にある”CIBONE”で開催中の『Metamorphosis by modern alchemists- 現代の錬金術師たちが見せる世界の変容』を観てきました。(開催前に、番組Atelier Nova で気になる展示としてご紹介させて頂いた)
Formafantasma(フォルマファンタズマ)とStudio Drift(スタジオ・ドリフト)、
いずれも、オランダ・アムステルダムを拠点に活動するデザインユニットの作品で、素材は、溶岩や小麦粉、魚や動物の皮、膀胱、植物などなど。
そもそもの 生き物の輪郭をとどめない状態に変化したモノたちは、安心と興奮の両方が感じられました。
太古や人間の智慧を忘れずに、
未来への可能性を見せてくれるような作品。
作り手の顔が見える、というのはもう当然ですもんね。
さらに、作り手の意識・考えに共感したものを、自分の手にとる、ということが
もっと当然になるといいなぁ、と思いました。
もっとも、今回の展示作品たちは、フォルムは かなりの個性派ぞろいですが!
*11月3日までなので、気になる方は、お早めに〜。
こちらは、動物の膀胱で作られた vase。
(古来、先人は膀胱を水溜に使っていたそうで、理にかなった作品だとか)
タンポポの本物の綿毛を電球に貼付けた可愛らしいライト “Dandelight”。 (これは、実物、驚きました)