心待ちにしていた「エリック・ホグラン展」
(@Koyama Tomio Gallery 渋谷ヒカリエ8F)に行ってきました。
思った以上に作品がたくさんあり、びっくりしました。(170点ぐらい揃ったそうです)
スウェーデン・ストックホルムのガラス作家。(1932〜1998)
もともとは彫刻をやり→ガラスにうつり→また彫刻をやったり、という人で、
今回展示されているガラス作品も、
たしかに、彫刻的なフォルムを感じさせるものが多かったです。
きれい、というより、愛着のわくカタチ。
ガラスは、分厚くぽってりしていて、色は 見とれます。
気泡は、心おどる泡。
刻印されている動物の顔も必要以上に可愛すぎません。
どれも、光にかざしたい欲求に刈られた!
つまり、大好きなのでした。(¥.¥)
白いギャラリーの壁で見ると、いっそう神聖な雰囲気で、
キャンドルスタンドも、クリスマスなんかにあったら素敵だろうなぁ。
こちらは、実際に、壁に埋め込まれて使われるもので、相当分厚かったです。
家の壁面に実際に使われている写真も拝見しましたが、素敵すぎました。
いまさら、壁をぶち破れる方、マストバイ!
時代の風は受けていながらも、追い風(その時にいい流行)ばかりを気にして生きていない人は、
やはりいいですねぇ。
小さい頃から好きなアンティークも、
どうして落ち着くのか、とか、いろいろ考えてみるに、
それは、長い時間を経てきからこそ持ち得る包容力も魅力だと思っていますが、
それと同じくらい、自分がいなくなったあとの未来にも生き残る強さ、
のようなものに惹かれているんだと思います。
ずっと昔にあっても、今 目の前にあっても、未来にあっても 自然なもの、ってすごいもんなぁ。
エリック・ホグランさんの作品、
また観に行こ!
10月20日まで。