今週は春風が吹きはじめて、あたたかくなってきたと思ったら、我が家のタフィーは、春風にのって、とうとう、いってしまいました。散歩中に風が吹くと、いつも嬉しそうに目をつむって風に身体を預ける子でした。こんな日がくるであろうことはわかっていたはずなのに、やはり、経験したことのない悲しさが、じんわりじんわりこみ上げてきます。今年に入ってほとんど寝たきりになり、一気にいなくなった、というより、少しずつ気配がなくなっていったような気がします。とてもつらかった。それでも数日前まで、たしかにあった存在の消滅と、まだいるのではないかとどこかで思ってしまう、長年の習慣も消えなさ。最期は、痛みから解放されたようで、久しぶりに安らかな顔を見られ、それはホッとしました。特にこの半年、よくがんばったんだ、ほんとうに。15年と2ヶ月、私を支えてくれ、とてつもなく大きな愛をもらいました。このブログなどで、見てくださったことがあるみなさん、ありがとうございました。今日は、そんな話でごめんなさい。朗らかで、人懐っこく、ちょっと気まぐれで、怒られると欠伸でごまかして、そしてフォトジェニックだったタフィ。最愛。一番下の写真は、もしかしたら、もう最後になるかも..と水曜昼下がりに撮りました。いろいろが思い出される。THANK YOU, TAFFY.