週末、土曜夜は、益子starnet で、祐天寺のワイン食堂 margo の出張イベント “margo with silent music”に、朗読で参加してきました。(このブログを見て、益子へいらしてくださった方々も、ありがとうございました!)土曜日は、朝から東京でも雨がひどく降る中、移動し、益子へ着いても、晴れたかと思えば稲妻ぴかりで、夏の自然を感じる午後でしたが、おかげさまで、イベントは、自然のダイナミックな余韻を味わいながら始まる、素敵な夜でした。私も、久々に夜の時間、音楽にのせての朗読、楽しかった。30人ほどのテーブル席の前で、ミュージシャン、遠藤晶美さん(ギター)、そして内田輝(ソプラノサックス、ピアノ)と共に。
margo の食事のコースに合わせて、朗読の詩は4編。数年前に益子の土祭(ひじさい)に寄せて私が書いた「土(ひじ)」、田村隆一氏の「木」、ネイティブアメリカンのナバホ族の祈りの一節「In beauty may I walk..」そして、ジョン・レノン「Imagine」。Imagine も有名ながら、初めて朗読することにしましたが、国境や戦争や..何かと大きな場面に引っ張りだされる名詩も、人肌感じられるスペースで、顔を見ながら口にすると、それはとてもあったかい日常の詩だと感じ直せました。
私は、今月参加でしたが、このイベントは来月もありますので、益子の自然、素敵な空間、おいしい食べ物と音楽.. そんな豊かで贅沢な時間を過ごしたいと思われる方は、ぜひお出かけください。→ *margo with silent music
そうそう、イベントが終わった後の夜空は、満天の星空に、大人みんなで大はしゃぎ。東京もかなり見えたと聞きましたが、益子も、よくプラネタリウムで「こんなに見えるわけないよな〜」という、あのレベルの星が所狭しと夜空に瞬き、この夏、最高のご褒美でした。地球というところは、ホントに美しいところだな〜としみじみ。
そして、まだまだ遠そうな秋ですが、道中の稲穂はこんな色。