憧れの一つに、ガラスという素材がある。ガラスの素材感が大好きで、家にも色々とガラスのものがいつの間にか集まってしまった。震災以降、なるべく一箇所にまとめて飾るようになったのだけれど。
今日は、原美術館で週末まで開催中の、ジャン=ミシェル オトニエルの展覧会へ。ガラスの儚さ、脆さも魅力だけれど、何度でも生まれ変われる逞しさ、柔軟さこそ魅力だなぁ。可愛さ、グロテスクさ、脆さ、すべてをさらけ出してそこに在る、作品たちでした。ムラーノグラスでできたビー玉のような作品。
右:「Dairy Of Happiness」
左:「涙」
たくさん並んだガラスのボトルの中に浮かぶ、色とりどりのガラス。「涙」というタイトル。
涙のホルマリン漬けのような。
様々な涙が水に溶けずに、形を留めているようで、
こういうの心にあるのかな、それとも水に溶けたかな、
などと思う。涙の形もいろいろ。
写真撮影可。(フラッシュNG)
カフェのさらの奥の方では、キッズのワークショップ、ドローイングのスペースが。ジャン・ミシェル・オトニエルの7枚のドローイングから1枚選んで、そこに、自分の夢や好きなものを描き込んでいくというもの。こういうの、いいなぁ。いろんな夢、想像がキラキラしていて微笑ましかったです。
原美術館も、素敵な邸宅にお邪魔した感じで、いいですね。しっかし、平日というのに、混んでいた!!3/11まで。