今年は、お正月過ぎてから「やっぱり着物を着よう」と思い、仕事初めの日に着てみましたッ。4時半起きの早朝着付けや、実際、この格好で生放送しゃべるって… と気にかかることありつつも、そうしたことは 当然 苦にならず、やっぱり着てよかった。なんだか着物を着るだけで、所作や言葉も自然と変わるし、普段のことも違って思える。どうしたって 走れないし、遠くに手を伸ばしにくいし、ようは、こんな私も、おとなしくしているより他ないのである。 「着る」ということは、つまり、そういうことなのだな。動きによって服が決まってくるのか、服によって動きが決まってくるのか? 着るものによって、日々の自分の動きは 形作られているのね。今回も、紀尾井町のホテルニューオータニさんで、早朝からお世話になったのですが(手際よくプロのお仕事 ありがとうございました!)私は、お正月早くに、まだ人がいないホテルのロビーを通ったりしながら、着物を着せてもらう一連の流れが 結構好き。柄を選びに行った時は、ホテルの中で催されていた縁日 や 手相トークショーなどの横も通り過ぎ、面白かった。 そして、気合い入る!ハイ 振り袖です! まだいいんでしょーか…?と伺ったけれど、問題ないとのことで、こうなりました(^^;)…。でも、 さすがに、振り袖は着納めですね(2年前もそう思ったはず…~.~;)。 今回は、やはり、着るわたしも見る周りの方も、元気になるような、パッとおめでたい柄を選びましたが、他にも惹かれた渋めの色の訪問着などあり、ぜひ、お正月以外にも今年は着るチャンスをつくりたいと思った。今は昔のように、仕事初めに着物を着る女性はかなり減った様子。あまり見かけないですもんねぇ。ちなみに、一月は これからお茶の初釜あり、着付けのご依頼も多いらしいです。お茶もよさそう。やはり、文化を肌に纏うと、さりげなく、伝えられていることが ”わかる” 気がする。