若木信吾さん / 写真のこと

 昨日は、写真家の若木信吾さん、
番組ゲストで、久々にお会いしました。
電話やメールで、ちょこちょこ お話ししていたのものの、やはり顔を見て話すのは、いいものですね。お元気そうで、なにより。それが一番です。

若木さんとは2ヶ月違いの生まれ、同い歳なので、親近感あり。子供も小さい同士なので、もう少ししたら、互いに会わせてワイワイやりたいです。

最新の写真集(幼なじみを15年間撮っている「英ちゃん 弘ちゃん」は、IMA FUNd!で、応援者募り中です。12/18まで。
ぜひ、こちら見てみてください。
 身近な人も撮影し続けている若木さんの、一つの写真の形。いろいろと書かれてある文章も、読み応えあります。

写真は個人の歴史を物語るのにとても向いているメディアだと思います。

シャッターを押すだけという記録方法の簡易さ、長い年月に耐えうる管理のし易さ、
自分の記憶以外のものもちゃんと写しとってくれる客観性。」

なんとなく感じていたかもしれないことを、びしっと整理してもらえた感じがする一文でした。

祖父母や親の若い頃の写真を見て、当たり前ながら、自分の知らない時間の存在にハッとしたり、撮った本人たちも、きっと自分たちのためだったはずが、その未来に生きる人のためにもなり。黙ってでも伝わるもの、の魅力を再確認しました。

主観の日記とは、また違い、
客観、というのが、受け継がれる大きな理由なのかなぁと、ちょっとした気づきを頂きました。

話は少し飛びますが、今年春、今、住む土地の歴史写真集を、本屋さんで予約して買いました。1万円ほどで、高いなぁ..とちょっと思ったのですが、やっぱり買って良かった写真集の1つなんです。むしろ、自分では絶対撮れない、見たことのない風景ばかりなので、
リビングに置いてあり、開いては、へぇ〜と思う時間が今年は度々ありました。さり気ない人の営みや町の風景。流行を意識した人には撮れないもの、残そうという気合いばかりが先行したとしたら撮れないものだと、しみじみ思います。

 そういえば、昨日「クリスさん、それ知らないんですか!」と軽く笑いながら、仕事先の人に言われ、その内容よりも、会話の仕方に やっぱりびっくりしました。というのは、相手が知らなかったら、そうなんだ、と思って教えてあげると思うのに。たしかに、私は、知らないことが山のようにあるので、申し訳ないし、そう思うのも無理ないんですけどね..(苦笑)。他人が知らない、ということに過剰に反応するって、小学生だけじゃないんだ、と思ってしまった。個々を尊重していないようにも感じられ、なんとなく残念。流行を知ってるか確認し合えると、安心するのかな。人の気持ちを考えて会話することに慣れていないのかな。とにかく、まったく会話が盛り上がらない話し方だなぁ、とつくづく思う。
 意識的な客観は、素でたまたま入りこむ客観とは、全く別モノだと思っています。私自身は、その時代に生きていれば、どうやったって入ってくるから、それで適当だと思っています。あ、もちろん、流行も楽しいし、無意識に取り込んでいることもたくさんあると思うんですが、それを主軸に自分の時間が左右されていたら、大変。いい写真の一枚も撮れなくなってしまうだろう。とはいえ、いろんな考えの人がいて、当然ですね。
ちょっとそんなことを考えてしまったもので。

 わっ、話は、写真からずいぶん飛んでしまいましたが!戻りに戻って若木さん。ちょっと前に映画も撮っているんだ、と聞いていたのですが、来春GWの頃に公開予定と。よしもとばななさん原作の「白河夜船」。

楽しみにしたいと思います。

ちなみに、ばななさんと言えば、数日前にゲットしていた本がこちら「鳥たち」。装丁も素敵ですね。

ウチのお子様が寝たら、開きたいと思っています。