まだ余震もつづき、家を出るのが少し怖い気もした日曜昼、予定していた 舞台『HYPNAGOGIA』に行きました。 開催すべきかどうか、かなり迷われたということ、被災地への気持ち、今すべきこと など、作品の前後に、演出の藤沢文翁さんのご挨拶、キャスト代表で山寺宏一のコメントがあり、大変な決断であっただろうと思います。そして、行こうと決断して出向いた観客と、一つになった空間でした。

 キャストの山寺宏一さんは、お仕事もご一緒させて頂いているのですが、
宮城ご出身で、地震後、ご両親の無事を一瞬 確認した後は連絡が途絶え、
あの凄まじい津波と地震の映像が報道される中での舞台、
心中察するだけでも胸が痛むことであり、応援に行かねばと思いましたが、
観に行けば、舞台の持つ、エンターテインメントの持つ力に、しっかり心を応援されて帰ってきました。

あらためて、人の力になること、ってなんだろう、と考えます。
今できること、与えられていることを一生懸命やろう、ということしかないけれど、そうすることは、どんな仕事であっても、エンターテインで、人の力になれることなのだと思います。

私だけでなく、きっと会場にいらしたみなさんは、
舞台を楽しみにしていたという気持ちと、開催するなら行かねば!という気持ちと、どこか共通の思いで、そこにいたのではないかと思います。

『新感覚・音楽朗読劇 HYPNAGOGIA』
キャストの 山寺さん、林原めぐみさん、柳家花緑さんのホンモノの集中力、
ヒューマンビートボックス MaLさんの人間技のパワー、
ピアノ演奏の稲本響さんや香り演出の有藤文香さん
ピアノの音色、会場に香るアロマが、これほどまでに 心を安らかにしてくれるものなのかと、
きっとこんな時だからこそ、敏感に感じることがたくさんありました。

しばらく緊張して過ごしている自分の、硬直した心と体、ほぐされました。
ありがとうございました。

『新感覚・音楽朗読劇 HYPNAGOGIA』
http://www.hypnagogia.jp/#menu

こういうことやりたいなぁ、と思いました。

ぜひ、いつか、また再演を!

そして、一つになった会場のエネルギーは、あたたかで、明日につながるものと確信。

被災地の爪痕を見るにつけ、自分の無力さを感じる中、
そんな多くの我々に代わって、救助活動に専念してくださっている皆さん、
どうぞよろしくお願いします。

ボランティアなどの情報も出始めましたが、
動き方がわかるまでは、募金箱など、すぐ手を伸ばせることはやりましょう!