『春琴』

 世田谷パブリックシアターへ「春琴」を観に行く。立ち見も多かった。噂に聞いた通り、見事に釘付けにされる舞台で素晴らしかった。物語は、谷崎潤一郎文学「春琴抄」と「陰翳礼讃」より。まさに日本的な陰影の美や、最小限のもので最大限な表現方法を楽しめる舞台だった。音や棒や三味線や太鼓の音など。
 裕福な家に生まれながら盲目になった(春)琴と彼女に仕える佐助のマゾヒズムや愛の感情、人間としての辱めなど、2時間にして濃厚だったなぁ。よし!短編だ、「春琴」読んでみよう。主演は、深津絵里さん。声色、人形遣い、演技の迫力、物事が身になっている人の美しさでした。この舞台、再演なのですが、今回は明日土曜まで。早くも再演願う。同じ事務所の柴本幸ちゃんと隣で見る。彼女は、現在「ジャンヌダルク」舞台に出演中!この余韻を胸に、そのまま 自分の舞台に向かっていった!すごい。