『和ガラス』の粋

 サントリー美術館ではじまった『和ガラスー粋なうつわ、遊びのかたち』の展覧会、『和』の意味がよくわかり、とても素敵でした。本格的に日本でガラスが作られ始めた江戸時代に、海外のガラスに憧れて、見よう見まねで作られたガラスの器などにはじまり、四季折々や、生活の中に、様々な「日本らしい形」で生まれて、作られていったガラスが面白かったです。今より、ずっと、バラエティーに富んだ使われ方をしていたのが伺え、器以外にも、例えば、ガラスの虫籠、縁側などで金魚を入れて愛でる金魚玉、涼しげなガラス模様の入った刀掛、風鈴、かんざし、文具などなど。独特な藍色など、見とれる色もたくさん。日本人の粋な遊び心の数々、並んでいます。ガラス好き、器好きな方は、ぜひ。

『和ガラス』サントリー美術館(5/23まで)