推理もの の場合。

 久々に、原作を読み終えてから映画を観た。混んでるかな、と思いつつ、平日待てずに『容疑者 x の献身』。(写真は、ストーリーにちょっとなぞらえてみた )思っていた通り、面白かった。 が・・やはり、原作で読んでしまっているから、事件系は、どうしたらいいんだろ..? 私、犯人を知ってしまっているわけで..(~.~;)。 手口もよくわかっている気が・・。「次、もしかして、お弁当?」 「あ、あのセリフは ないんだ、(でも、大丈夫か、)」と、ついつい、余計なことまで思ったりしたのは、我ながらちょっと想定外。福山雅治さん演じる 湯川学先生の推理を 読めてる自分も嫌いではなかったけどね(笑)。ま、そりゃ、読んだからね。 もちろん、知って観ても面白かった という感想で、もし読んでなかったら、どういう感想なんだろう?という興味。 堤真一さんの演技、素晴らしかった! 感情を押さえる役なのに、心の様子をうっすらと漂わせる…って、どうやったら、あんなことができるのだろうなぁ。芝居にじーんときた。作品の中では、原作も映画も、「美しい答え」という言葉が一番残った。数学者の、問題に対する答えの出し方について、たくさんあるけれど、「あれは美しい答えではない」といって、自分で美しい答えの出し方を探す気持ち。結論より、美しい過程を愛する。数学は、まるで苦手だったけれど、この言葉、学生の時に聞いていたら違ったのかな、とぼんやり。最近は、日本人ノーベル賞受賞続々、という話題もあり、新聞一面を飾る 受賞者のみなさんは、揃って”福顔”だなぁと。好きなことを追求して没頭して、認められようが そうでなかろうが関係なく、ただ愛しているうちに、人生ここまできたんです、といったように見えて、数学や物理に対する印象がちょっと変わった今週でもあった。ずっと手前で、関数や微分やサインコサインタンジェント(←完全に、言葉のヒビキで覚えてるだけだもんね…)を、今、何かに 代用して、世の中を見たら、ものすごく面白いのではないかっ??と思ったり。 とにかく「美しい答えを探す」というのは、とても 自由で、自分で、人生を豊かになる秘訣に思える。
  さて、その他、映画づいている週末で、 11月公開の 河瀬直美監督の新作『七夜待』(ななよまち)、そして、観そびれていた『フラガール』もテレビでやっていて 今、泣き終えたとこ。 映画あと2本、スタンバイ中。楽しみです。